こんにちは!ひなぴー7のおすずです!みなさん、最近はパパや男性も育休を取るべきだという風潮がありますよね?子供のためにも長めに育休を取りたい!でも、会社が気になる・・・。今回はそういった方の心の整理をお手伝いできればと思い、記事を記載します。少しでもお役に立てればと思います!
■ 育休を取ることによる不安
育休をとることで以下のような心配が考えられますね。
・その年の会社からの評価が落ちる。
・仕事を他のメンバーに振らなければいけず迷惑がかかる。
・職場復帰した後の上司や同僚の目が気になる。
・部下が上司になっているかもしれない。
・休職前と同じパフォーマンスを業務で発揮できるか。
・環境の変化についていけるか。
・休職中の金銭面。
以上のように、不安の種類は大きく3つに分けられ、
・人間関係
・自己キャリア
・お金
が概ねの不安かと思われます。今日はその ”育休不安3大要素” について、お話していきたいと思います!
■ 人間関係
これについては、自分自身に結婚願望があるなら入社の時から考慮をしましょう!
新卒や転職時には、やりたいこと、給与、福利厚生、在宅ワークの有無、通勤時間など、自分のキャリアに沿って会社選びすると思うのですが、結婚もキャリア形成の一つです!結婚して家族の一員となった日以降、あなたの人生はチームワークで成り立ちます。自分だけの都合で会社選びをすることは好ましくありません。
「あなたは仕事と家庭どっちが大事なの!?」「しょうがないじゃないか仕事なんだから!」ってよく聞くセリフですよね。(笑)そうならないためにも、そもそも家庭が両立できそうな会社なのかも含めて検討するべきです。
「安月給でお金がないから援助して!」や、「ちょっと仕事(お付き合い)があるから出かけてくる!」なんてことが日常的なら、配偶者は誰のためにお金を稼いでいますか?誰と時間を過ごしたくて結婚を決めたのですか?
もしあなたが家族がいるのに自分だけのことを考えて入社を決めたのなら、それは売れない音楽家やスポーツマンと同様で、いつ実るかわからない自分の投資として家族が犠牲になる可能性があるということを念頭に置いてほしいです。
では、どういった会社を選ぶべきか?
冒頭の話題に戻して考えます。長期休暇を取ることで会社からの評価が落ちたり、メンバーに迷惑をかける心配、そして仕事を押し付けられたとして嫌われるのではという人間関係の心配が伴ってきますよね。
ではまずバッサリいきます!もしあなたが長期に育休を取得した場合、それを理由に評価を下げるなど何らかの不利益を与えた場合はコンプライアンス違反です!
参考文献:妊娠・出産・育児休業・介護休業等に関するハラスメント対策(厚生労働省サイトより引用)
企業は育休を取得したことを理由に評価を下げることはできません。ただし、賞与や報奨金など、各年度ごとに査定されるようなものを支給しないということは、実際にその期間就業をしていなかったため直ちに違法となる行為ではありません。今まで積み上げていたものを崩すような行為、例えば復職後に基本給を減給したり、要件を満たしているにも関わらず昇進審査対象外とするなどは認められません。
また、メンバーに仕事を押し付けるようだ、そしてそうすることによりメンバーから嫌われそうだなんて環境の会社は、ブラック企業の可能性があります。
ある程度の企業であれば、新人、ミドル、ベテランと各部署に配置を行い、新人はミドルに、ミドルはベテランに育てられるような環境が整えられているものです。そうなれば当然それなりの人数も必要になります。人数が多いのであれば、あなたの仕事はそのメンバーたちで手分けをしてやってくれるでしょう。ひと一人がいなくなったダメージをそっくりもらうような職場は環境整備がされていません。一人が仕事を複数抱えて残業が発生し、メンバーも同じような環境で助け合いができないような職場は人間関係良好とは言えませんね。
なので、休職をすることで人間関係が悪くなるかも、ではなく、育児に限らず長期休職をすることに関して周囲の目が気になるような環境の会社は入社するべきではありませんし、そもそも会社自体がそうならないような環境をつくるべきです!人材は潤っているのか、社員が休職してもよい環境整備はされているのか、あなたの家族のためにもそういった会社選びをすることが重要と思います!
■ 自己キャリア
これについては休んだ期間分は評価されないため、その分の遅れをとってしまうのはやむを得ません。ましてや、昇進のかかったプロジェクトの真っ最中なんだなんて方にとっては非常に悩ましい判断をゆだねられることになりますね。
ただこれについても、そのプロジェクトを途中で抜けたとしても、そこまで何をやってきたかというのはありますよね?例えば、客先に新商品のプレゼンをすることになったとします。そのために開発チームから製品情報を集め、資料化し、あとは客先で発表するのみ!というところで育休に入らないといけないことになったとします。ご本人としては、最後までやり切りたい思いでいっぱいかと思いますが、そこで休みに入ったとしても、あなたがそのプロジェクトに捻出した時間は評価に値しますよね?
資料を客先で読み上げるなんて、アルバイトだってできます。もし返答不可の質問が来た場合には持ち帰りますよね?それはバイトでもあなたでも一緒です。そしてそもそも、育休を取らなくたって、病気などで休むリスクだってあるわけです!
つまりここで大事なのは、プロジェクトを途中離脱したとしてもあなたがどれだけ貢献したかかをしっかり評価してくれる会社なのかということです!
もし、最後の結果だけで評価して、あなたのやってきたことをないがしろにするような上司であれば、そもそもそんな部署に所属する意味はありません、さっさと休んでしまいましょう!また、会社の人材管理がしっかりしているところであれば、あなたが復職後に再度同等のプロジェクトにもつかせてもらえるでしょう。休職したことを理由に後回しにされてしまっているなら、そんな人を大事にしない企業も所属する価値はないですね。さっさとやめていいと思います!
尚、以前に同じような内容を記載した記事もあるので、ぜひ合わせて読んでみてください!
過去の記事:自分に合う会社の探し方は?やりたいことを見つけるだけでは不十分??
■ 金銭面
仮に1年の育休を取得したことで、2年昇進が同僚より遅滞したとします。これは私個人の主観ですが、その2年はそこまで重要でしょうか?まず昇進することによるメリットは年収の増加があげられますが、2年分の年収差額なんて副業やNISAなどで取り戻せませんか?結局、その2年の遅れは、最終的には退職時までに稼ぐ合計金額の話となるので、就業中にいくらでも取り返せそうですよね。というわけで、休んで大丈夫です!!
いやいや!育休中の資金繰りが不安なんだよ!!
って話ですよね、失礼しました。(笑)
これについては冒頭で触れた通り、結婚願望があるのであれば、そうなったときに備えて貯金をするべきで、そのためにはある程度のお給料の会社に入るべき!というのがバッサリとした私の見解ではあります。なんだかんだ、若いうちの会社選びというのは将来に大きく影響をしますので慎重に選びたいところです。
とはいえ、様々な理由でお給料に不服ながらも入社せざるを得なかったという方もいると思います。もしあなたが個人事業主や起業した方ではなく労働を対価に賃金をもらっている、いわゆるサラリーマンであれば、”雇用保険” の制度を使い、育児休業給付金というものをもらうことができます。
育児休業給付金の詳細はリンクを貼っておきます。
参考文献:育児休業等給付について(厚生労働省サイトより引用)
めちゃめちゃ読みたくないですね。(笑)大切なことなので本来はしっかり目を通してほしいところですが、非常に大まかな要約をすると、
あなたがその企業に2年以上勤め、休職後に復職して引き続き務める予定なのであれば、
子供が1歳になるまでの間、6カ月間はあなたの月収の67%、その後期限まで50%のお金がもらえるという制度になります。
その中で、「被保険者」や「適用除外」などの話や、受給は2年間じゃないの?いやいや、1年2カ月でしょ??など、制度が混同して様々な言葉を聞くことになるかもしれませんが、インターネットで調べたかから大丈夫だろうと思わず、育休取得前に必ず、上司や企業の担当、またはハローワークに自分が受給対象者なのか確認をしてみてください。
補足:
参考までに、育児休業給付金を2年間受給することは可能ですが、保育所に入所意思を見せるも入れなかったという理由が必要で、さらに子供が1歳になる前に復職していたら受給できないなどの要件があります。
また、1年2カ月というのはパパママ育休プラスという制度で耳にする言葉なのですが、これは1人あたり1年2カ月の受給になるのではなく、パパとママで休職期間をずらし、結果子供が1歳2カ月の時点までの休職分の受給ができる限りで、実際には結果最大1年分の受給となります。そして、この制度を適用するにもパパ・ママの育休取得期間の要件があったりします。
上記のように、いろいろ制度はある中で数字だけが目に飛び込んできてしまい、それだけの待遇を自分たちは受けられると思い込んでしまう人も多いので、自分たちが適用される制度なのか、必ず確認をするようにしましょう!
あとは普段から家計簿などをつけ、年間どれくらいの出費となっているのかを把握し、削れるところは削りましょう。また、ベビー用品も高額なので、中古でも譲れるところは妥協しましょう。
例えば私が後悔したのは、ベビーベッドで、3万円ほどかけたのにつかまり立ちをして落下するのが危ないということで、実際に使用できたのは半年ほどでした・・・。
■ まとめ
いかがでしたでしょうか?育休を取得しようとしている方の情報整理に少しでもお役に立てればと思います。ところで、私はもともと子供なんて興味はありませんでした。しかし、子育てをしているうちにだんだん好きになり、今では性格が変わって子供が大好きです!(笑)なので、自分に子育てができるか不安なパパも、ぜひ思い切って育児に介入していってくださいね!今回も読んでいただきありがとうございました!
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