みそきんが買えなかった本当の理由は!?

商品紹介

こんにちは!ひなぴー7のおすずです!最近、Youtuberのヒカキンさんがカップラーメンを開発して販売しましたが、売り切れでなかなか手に入らないという話になっているようですね。それについて、転売や買い占めなどが原因と問題視されているようですが、一部では企業努力が足らないのではという見解もでているようです。今回はその件について個人的な見解を記載したいと思います。

■ みそきんが入手困難な理由

みそきんが手に入らない理由として下記のことがあげられています。
・大人の転売目的の買い占め。
・コンビニ店長が店舗に置かずに転売している。
■販売側が適当な対応をしていない。

この中で、まずは販売する側が適当な対応をしていないかについて考えたいと思います。

販売側における適当な対応とは、
・購入の個数制限をする。
・整理券やネット予約など事前予約制にする。
・製造数を多くする。
・転売を法的に禁止する。

などが考えられると思います。しかし、本当に販売側は適当な対応をしていなかったでしょうか。
まず、販売側というのは何のために商品を売るのか?

売上を得るためですね!

そして、メーカーや店舗というものは今回のみそきん以外にも商品を開発・製造・販売をしています。さらにそこには施設の管理費や広告、従業員へのお給料などもかかりますね。

企業は継続的に利益を生み出していかなければなりません!

みそきんだけを売る一時的なイベントのような運営をするわけにはいかないのです。
その中で、転売にすべてを回すというのはどうなんでしょうか。

店舗に置けばすぐに売れるということがわかっていながら、いつ売れるかわからない転売という手段を販売側がするとは考え難いですね。

もちろん、まったくないとは言い切れませんし、個数的に販売側の関係者であろうという転売も見られますが、ここまで品薄に至るまで横行されているのでしょうか。

なお、個数制限がある中でも1ケース分の個数が買える人数で店舗に行けば、開封して商品を個別バラす手間も省けるため箱ごと販売する店舗もあり得ると思います。
(ちなみに私はコンビニのバイト経験が4年あり、全時間帯を担当して発注業務や新製品の入荷作業にも携わっていました。)

よって、店舗の買い占めによって局地的に品薄になったことはあるかもしれませんが、全国的な影響までには至っていないでしょうと考えます。

また、物を売るには原価がかかります。商品を作るための費用ですね。
みそきんは1つ約350円ですが、カップラーメンの原価は50円が相場と言われています。
仮にそうだったとしたら、1つカップ麺を販売したら300円の利益となります。

もし、あるセブンイレブンに店長が1名と10名の店員が務めていたとします。
店員一人あたりに月20万円のお給料を支払うとすると、

300円 × 6667個 ≒ 200万円 です。 
そのためには1日にカップ麺を215個も売らないといけません。

これだけシビアなのに、さらにネット予約などの事前受付サービスを行っては、さらに運用コストがかかります。そして製造に関しても、みそきんだけを作ることはできず他の人気商品もどんどん売れていくので補充のために製造しなければいけません。

1つ当たりの利益は少額、製造数も限られるといった中で、なるべく多くの人の手に商品が渡るために店舗側が唯一できる対策といえば購入個数制限くらいしかないでしょう。

そりゃ店舗だって、本当は売れるだけ売りたいと思います。店舗はどれだけ売れるかなんて確約はありませんから、ほしい人がいたらほしい分だけ売りたいです。それでも、店舗はメーカーやヒカキンさんの思いを汲んで、なるべく多くの人に渡るよう協力をして購入個数の制限をしているのです。

■ 転売は全くの悪なのか

今回のみそきんの件で悪印象となっているのはフリマサイトやネットショップなどに見受けられる転売ですよね。ヒカキンさんも転売はやめるよう発信していますが、それでも転売されている状況です。

ただこれ、 ”転売” 自体が悪いわけではないですよね。問題なのは ”金額” です。

ところで話は変わりますが、Amazonや楽天で「送料無料」という表記をよく見かけると思います。
もちろん、大手などの店舗は実際に送料をサービスしているところもあるのですが、

多くの店舗は送料無料と言いながら商品売価に送料分が含まれています。

この件を消費生活センターに聞いてみたのですが、そのように表記することは問題ないんだそうです。なんだかなぁって感じですよね。笑

そういう意味では、もし転売がされたとしても、販売日に店舗に買いに行けなかった人もいるでしょうから、送料と手間賃を入れて、数百円程度高く売る分には合理的ではないでしょうか。

そして、本当にほしかった人の手に渡るのであれば、それはそれで良いのではないかと個人的には思ってしまいます。

■ 話は変わりますが

話は変わりますが、野球やサッカー、バスケなどの試合で、勝利したチームが大喜びをしているシーンがしばしばテレビなどに映ることがありますよね。

しかし!相手に勝利した瞬間、そのことを喜ぶことを反則とする競技があることをご存じですか!?

ん?ですよね。笑
相手に勝利をしたのに喜ぶ素振りをしたらその勝利が取り消しになるルールのものって結構あるんですよ。

例えば剣道はその一つで、技が決まったときにもしガッツポーズをすると、その得点は無効になるとされています。これは敗者に対して思いやりがなく無礼である行為としてみなされてしまうからなんですね。

他にも相撲もガッツポーズが禁止されており、日本が発祥の競技ではそういった制限がある傾向にあります。

あれ、オリンピックで柔道めっちゃ喜んでない??

ですね。笑 まあ、さすがに金メダルを獲得したらそりゃ喜ぶよねってことで、審判も大目に見ているんだと思われます。また、基本的には過度でなければ一発アウトということは概ねなく、注意などが積み重なり常習していることが発覚した際に無効となるようです。

ただ、私がここで言いたいことは、日本人は相手を思いやる精神のある人種!であるはず。
ということです!

■ 自分の承認欲求で人傷つけていることに気づかない日本人

以上までで、販売側はやることはやってきているはずで、転売も行為自体は問題ないとお伝えしました。その中で、今回もみそきんが店舗で買えなかったという方もいらっしゃると思います。

そんな中、大量に買ったみそきんの写真をSNSにアップロードする意味って何なんですかね?

もし買えたことや食べれたことを発信したいのであれば、別に写真に写す商品は1つだけでよくないですか?というか、そもそも食品って食べるためのものなんだから、食べているところや作ったところを撮るのが本来じゃないんでしょうか?

これだけ購入できなくて悲しい思いをした人がいると言われているのに、大量に買えたという意図の写真をアップロードしているのは、個人的にはどうかと思います。

ただ、そういう方々の言い分はわかっています。多くの人にご自身のSNSを見てもらいたいのでしょうね。それで稼いでいらっしゃる方もいると思います。しかし、そのご自身の承認欲求で、買えなかった人の心を傷つける可能性があると配慮できないのでしょうか。ヒット商品の力を借りないとSNSはみんなに見てもらえないのでしょうか。(ただ、商品の力で盛り上げるということに関しては、そういう使い方もありだとヒカキンさんは思っているのかもしれませんね。)

また、商品を買い占めて高値で販売する人って何なんでしょうね。
ドラ〇もんに出てくる昔のジャ〇アンと一緒な性格だと思うのですが、そんな性格になりたくてなってるんですね。一生一人で生きていくつもりなのでしょうか。そんな人とはお友達になりたいとは思えませんよね。

■ みそきんが手に入らなかった本当の理由

以上までのことをまとめると、

【販売側】
企業は売り上げを継続的に出していかなければつぶれてしまう。売れるものはどんどん売りたいが、製造する商品は1種類ではないため生産数が間に合わないことはあり得る。

店舗はどれだけ売れるのか確約がない中で商品の人気だけを信じて個数制限をして販売している。

1つあたりの利益は高くないためなるべく出費を抑えながら販売しなければならない。

【客側の理想】
従来の日本人の精神に則れば、みんなが手に入れたいと思っているは譲り合いで手に取るはず。

【客側の実態】
自分さえ良ければいい。

もしみんなが譲り合いの精神をもって商品を手に取れば、こんなに大事にはならなかったのではないかと個人的には思いました。そして、その手に入らなかったことを販売側のせいに思ってしまうのも、自分の思いが通らなかったことの八つ当たりだと思えます。

製造数が多くなったところで、結局はイタチごっこで買い占めは製造が増えた分だけ発生するでしょう。結局は買い手のニーズが飽和するかどうかにかかっていると思います。

そして、この件を通じて何が言いたかったのか、それは、

人を思いやれる優しい大人って魅力的ですよね。

その精神を、これから大人になっていく子供たちにはぜひ身に着けてほしいと思いました。
ただ、そのためには自分が潤っていなければ難しいと思います。貧しくてがむしゃらにお金稼ぎをしている方もいるかと思いますが、そうなると心にも余裕ができませんからね。

そういった意味でも、若いうちからマネーリテラシーを身に着け、就活では入社する企業をしっかり見極めて、余裕のある生活に誘導してあげられるよう、親として努めなければならないなと考えました。

今回、これが私の言いたいことです。

ただ!みそきんが品薄となった理由には、やっぱり生産数がニーズに対して間に合ってなかったということも、可能性だけの話をすればあり得ることですね。本末転倒。笑

■ まとめ

いかがでしたでしょうか。今回はかなり主観の偏った記事であったため、あまり共感できなかった方もいらっしゃるんじゃないかなと思います。

優しい大人になるなんてきれいごとだ!苦労を知らないんだろう?といった感想を覚える方や、今でも厳しい現実と格闘されていて価値観が異なるという方もいらっしゃるかと思います。

しかし、別に理想は言うだけならいくら言ってもいいんじゃないかと私は思います。理想と現実は異なるなんてよく言いますが、別に理想を抱くということに関してはお金も何もかかりませんからね。

ただ、こういった主観的な文章を読んでくださった方には、どんな感想を覚えたとしても感謝をお伝えさせていただきます。

今回も読んでくださってありがとうございました!

よろしけれればこちらの記事も見てみてください!
自分に合う会社の探し方は?やりたいことを見つけるだけでは不十分??

タイトルとURLをコピーしました